キヤノンは、トナーカートリッジ用の部品生産を行う関連会社の日田キヤノンマテリアルを6月に設立し、工場を大分県日田市に新設すると発表。12月着工、2009年9月の操業を目指す。投資額は総額1,000億円。 トナーカートリッジの需要は毎年増加傾向にあり、ローラーやトナーなどトナーカートリッジ用の高機能部品の生産体制の増強が急務となっているという。そこで今回、新設する日田市の工場に各部品生産を集約し、国内外のトナーカートリッジの各生産拠点に供給する。●日田キヤノンマテリアの概要所在地:大分県日田市大字西有田事業内容:トナーカートリッジ用部品、トナーの製造 従業員数:約500人(2010年末予定)、約1,000人(第2期計画完了時の予定) 資本金:8,000万円 設立:2008年6月 敷地面積:約390,000m2延床面積:約55,300m2(2010年末)、約111,800m2(第2期計画完了時、第1期分を含む) 投資額:約400億円(2010年末)、約1,000億円(第2計画完了時、第1期分を含む) 着工:2008年12月予定 操業開始:2009年9月予定