独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月3日、Lexmarkが提供するレーザープリンタに複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。対象製品は複数存在する。Lexmark製レーザープリンタには、パスワード変更時の認証不備、およびクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性(CVE-2013-6032、CVE-2013-6033)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者に管理者権限のパスワードを変更されたり、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアをアップデートするよう呼びかけている。