シスコシステムズは22日、北陸先端科学技術大学大学院にIEEE802.11n Draft 2.0対応のコントローラー型無線LANアクセスポイント「Cisco Aironet 1250シリーズ」を159台導入したと発表した。 北陸先端科学技術大学大学院は、2007年3月にシスコシステムズのコントローラ型無線LAN「Catalyst 6500」と「WiSM(Wireless Services Module)」を組み合わせた無線LANコントローラとアクセスポイント「Cisco Aironet 1130シリーズ」を導入したが、今回のCisco Aironet 1130シリーズの追加導入により、学内ほぼ全域がコントローラ型無線LANでカバーされたこととなる。 北陸先端科学技術大学大学院のネットワーク構成は、学内に敷設された10GbpsのネットワークにWiSMを搭載したCisco Catalyst 6500を接続し、SINETやWIDE、JGN といった外部ネットワークに対するファイアウォールとしての役割を果たしている。その下のディストリビューションスイッチとしては、Cisco Catalyst 3560 POEを合計21台導入している。その先にはCisco Aironet 1130が141台、Cisco Aironet 1252が159台の合計300台のアクセスポイントがつながっているほか、さらにロケーションアプライアンスとしてCisco 2710も導入されている。 北陸先端科学技術大学大学院では、すべてのアクセスポイントをひとつの管理コンソールで集中管理できるようになり、管理性が大幅に向上したことにくわえ、障害原因の特定、一時的な設定が容易になり、QoS、通信速度が向上したことなどを利点として挙げている。
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