シスコシステムズは29日、ネットワークプラットフォーム「Cisco Nexusデータセンタークラススイッチ製品ファミリ」のリリースと「Cisco Catalyst 6500シリーズ」の拡充を発表した。 Cisco Catalyst 6500シリーズの強化では、「16ポート 10ギガビット イーサネットモジュール」の提供が開始された。同モジュールは、Cisco Catalyst 6500シリーズスイッチでは従来の2倍となる1台当たり最大130ポート、Cisco Catalyst 6500仮想スイッチングシステムでは1台当たり最大260ポートの10ギガビットイーサネットをサポートし、1ポートあたりの消費電力を最大50%節約できるというもの。価格は未定だが、2008年第2四半期に販売が開始される。 Cisco Catalyst 6500-Eシリーズスイッチでは、9つの垂直スロットを備え、前面から背面へのエアフローが採用された「Cisco Catalyst 6509エンハンスドバーティカルシャーシ(V-E)」が追加された。同シャーシは、スロット当たり最大80ギガビット/秒をサポートし、「Cisco Catalyst 6500スーパバイザエンジン720」など32のファミリ、LANやWANなど関連のサービスモジュールに対応する。価格は182万7,000円から。販売はすでに開始されている。 トップオブラックスイッチ「Cisco Catalyst 4900Mシリーズ」は、トップオブラック スイッチング向けにバッファリングを最適化し、320Gbpsのスイッチング能力と250mppsのパケット転送能力を実現した2ラックユニットの固定構成スイッチ。10/100/1000ポートと10ギガビットイーサネットポートの混在が可能で、10/100/1000ポートを最大40ポート、10ギガビットイーサネットポートを最大24ポートまでサポートする。価格は251万円から。2月より販売が開始される。 また、デルの「PoweredEdge M1000eブレードサーバ」の筐体向けとして「Cisco Catalystブレードスイッチ」の販売を開始することも明らかにされた。Cisco Catalystブレードスイッチは、最大8台のスイッチを1台の論理スイッチとして管理できる「Virtual Blade Switch(VBS)」テクノロジーが採用されている。VBSテクノロジーは、アップストリーム160Gbps、サーバへの帯域幅を2倍に増やせるというもの。 「Cisco Nexus 7000シリーズ」は、15テラビット/秒まで拡張可能なデータセンター向けスイッチ製品シリーズ。同社のSANオペレーティングシステムとCisco IOSソフトウェアを基に開発された「Nexus Operating System(NX-OS)」を搭載し、リアルタイムシステムアップグレードが可能だ。価格は1,015万5,000円から。2月より販売される予定だ。このほか、総合的な集中管理ソリューションとして「Cisco Data Center Network Manager(DCNM)」も発表された。
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