アライドテレシスは9日より、ギガビットイーサネット・スイッチ「CentreCOM GS905LF」の出荷を開始した。 「CentreCOM GS905LF」は、10/100/1000BASE-Tポート5個を装備したJumboフレーム対応のギガビットイーサネット・スイッチ。1つのポートで受信したフレームを、受信したポート以外のすべてのポートへ転送する「フラッディングモード」を装備し、パケットのキャプチャー等に利用することが可能となっている。 従来のパケットキャプチャーには、インテリジェント・スイッチのミラーリング機能を利用するか、シェアードHUBを用いる必要があったが、「CentreCOM GS905LF」ではフラッディングモードを使うことで、デスクトップスイッチでもキャプチャーが可能となる。フラッディングモードへの切り替えは本体のコンフィグレーションスイッチで設定することが可能となっており、平常時は通常のスイッチとして利用し、障害などの緊急時のみフラッディングモードへと移行することも可能とのこと。 その他、ストレート/クロスケーブルを自動判別するオートMDI、Full/Half Duplexを自動認識するオートネゴシエーション機能を全ポートでサポートしており、既存の10/100Mbps混在環境にも導入可能。 標準価格は税別14,800円。