ミラポイントジャパンは28日、メッセージアプライアンスサーバ「Mirapoint Message Server」、およびセキュリティアプライアンスサーバ「Mirapoint RazorGate」の新製品として、Fibre-Channel SAN対応モデル「Mirapoint Message Server 6000-SAN Edition」、ハイエンドモデル「Mirapoint Message Server 6000」、ミッドレンジモデル「Mirapoint Message Server 600」、ハイエンドモデル「Mirapoint RazorGate 6000」、ミッドレンジモデル「Mirapoint RazorGate 600」、エントリモデル「Mirapoint RazorGate 160」の合計6モデルの出荷を開始した。価格は、Mirapoint Message Server 600が352万7,000円から、Mirapoint RazorGate 160が142万1,000円から。
新製品はいずれも1Uまたは2U構成となっていて、クアッドコア インテルXeonプロセッサを1U製品には1個、2U製品には2個搭載してシリーズ全体で20〜30%の性能向上を実現している。また、Mirapoint Message Server、Mirapoint RazorGateともにサイバートラストのSSLサーバ証明書「SureServer」との動作検証が完了し、IPA(情報処理推進機構)が推奨するPOP over SSL、IMAP over SSL、およびSMTP TLSの利用が可能となった。
「Mirapoint Message Server 6000-SAN Edition」では、ファイバチャネルSAN(Storage Area Network)に対応し、1台あたりのストレージ容量は従来の2倍となる8TBに増量された。また、スナップショットテクノロジによるシステム稼働中のオンラインバックアップイメージの取得やユーザレベルでのファイルリカバリといったデータ保護機能が搭載された。