FOE2008の展示内容は、トランシーバやルータ、スイッチ、アンプ、OLT、ONUといった各種のネットワーク機器から、局内向けや宅内向けの各種ケーブルやコネクタなどの配線材、各種工具、デバイス、テスターやアナライザ等の計測機器、さらには光通信のトータルソリューションまで、多岐にわたっている。 そのような中、2008年は40Gbps対応の通信機器の導入が本格化するとみられており、会場内のいたるところに40Gbps対応の製品が並ぶ。また、FTTHあるいはFTTP(Fiber To The Premises)の普及も注目のテーマであり、集合住宅や戸建て住宅、あるいは敷地内への引き込み、および宅内配線などに向けた各種製品の展示も行われている。 富士通のブースでは、バックボーン向け40Gbpsのネットワーク機器に並んで、無線LAN AP機能を搭載した家庭向けONUの参考出品も行われている。同製品は、GE-PON、ONU、CTUに加え、無線LANアクセスポイントを統合したもので、これ1台で光接続の家庭内ゲートウェイとして機能するというもの。顧客(主には回線事業者などのパートナー企業)のニーズ次第で製品化するという。展示では、ノートPCの接続と一緒に、富士通アクセスのホームナースコールシステムHNC601A1と組み合わせた、介護向けの活用提案も行われていた。 なお、無線LAN APを統合した製品は、日立ブースにおいても参考出品されており、今後は宅内配線の簡易化を目指し、こうした製品が各社から続々登場してくるものと予想緒される。
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