NECビッグローブ(BIGLOBE)は5日より、Webメールサービス「ウェブリメール」のログイン画面において、日本ベリサインのEV SSL 証明書「グローバル・サーバID EV」を導入した。国内ISPとしては初となる。 「グローバル・サーバID EV」は、厳密に規定された全世界標準の認証ガイドラインに基づいて発行されるもので、アドレスバーの横に、SSLサーバ証明書に記載されている組織名およびその証明書を発行した認証局名が表示される。これにより、ウェブサイトの運営組織の実在性を証明し、近年急増しているフィッシング対策に効果を発揮するものだ。 具体的には、Windows XP/VistaのInternet Explorer7など、セキュリティを強化したウェブブラウザでウェブリメールのログイン画面にアクセスすると、ウェブブラウザのアドレスバーが緑色に変化し、会社名(NEC BIGLOBE Ltd.[JP])と認証局名(VeriSign によって識別)が交互にアドレスバーに表示され、アクセス中のウェブサイトがフィッシングサイトではなく本物のサイトであることが視覚的に確認できる。