松下電器産業は、4ポートスイッチングハブを内蔵したPLCアダプタのスタートパック「BL-PA204KT」を12月14日に発売する。価格はオープンで、予想実売価格は20,000円。 同製品は、家庭やオフィス内の電力線を利用してネットワークを構築可能とするPLCアダプタのスタートパック。今年8月に発売された10BASE-T/100BASE-TX×4ポートのスイッチングハブ内蔵PLCアダプタ「BL-PA204」と、1ポートを装備する増設用の「BL-PA200」のセットとなっている。通信方式は同社が提唱する独自のPLC規格「HD-PLC方式」を採用。電源コードを省き本体にコンセントプラグを装備したことで、コンセントに直接差し込める省スペース設計とした。 BL-PA204の主な仕様として、親機1台に対して子機は最大15台まで同一ネットワーク上に接続可能。増設設定は本体に装備したボタンを押すだけで、128ビットのAES暗号化方式をサポートするセキュリティ機能をPCを介さずに設定できる。また、親機/子機のどちらでも利用可能とするモード切替スイッチを装備するほか、インジケーターを使用して通信速度の目安が測定できる「簡易通信速度測定機能」を搭載する。 周波数帯域は4〜28MHzで、通信距離は最大150m、通信速度は理論値で最大190Mbps。本体サイズは幅72×高さ116×奥行き41mmで、重さは198g。 BL-PA200の仕様は、10BASE-T/100BASE-TXポート数が1ポートである以外はBL-PA204とほぼ共通。重さは181g。なお、BL-PA200は単体でも販売され、予想実売価格は10,000円。
【Interop Tokyo 2018】「WLX313」はヤマハ初のトライバンド対応AP!接続台数や通信の安定性が向上 2018年6月14日 ヤマハは6月13日、幕張メッセで開催中の「Interop Tokyo 2018」…