MB39C308は、IntelがUMPC向け低消費電力プラットフォームとして提案しているLPIA(Low Power Intel Architecture)プラットフォームの2008年バージョンに対応したワンチップ電源LSI。LDMOS技術でトランジスタの構造を改良し、リチウムイオン電池から高効率に大電流の電力供給が可能な6チャネルのDC/DCコンバーター制御回路と周辺部品をワンチップ化することにより、電源システムを他社従来製品の3分の1以下に小型化したほか、電力供給の高効率化を図っている。また、メモリとチップセット向けに1.5アンペアから3.5アンペアの電流駆動が可能なスイッチングFETを電源LSIに内蔵することで部品点数を削減した。