gooの実験サイト「gooラボ」では7日より、タクシーの現在地などの情報を地図上に表示、ユーザが近くにいるタクシーを手軽に探し出し、呼び出すことができる実証実験を開始する。 神奈川県横浜市内限定で開始するもので、横浜個人タクシー協同組合、三和交通の協力により、両タクシー会社が配車システム用として独自に収集している所属タクシーの走行データ(プローブデータ)を、「goo地図」およびiモード上の地図にプロットして表示する。これによりユーザは外出先でも、モバイルPCや携帯電話から手軽に最寄りのタクシーを探しだせるだけでなく、「Phone to機能」を用いて電話にて配車センターを通じてタクシーを呼び出すことが可能となる。 本実証実験は、社会的問題となっている交通渋滞を減らすために、NTTドコモがすでに「SKYプロジェクト」において取り組んでいるプローブ情報提供システム実証実験の一部として、NTTレゾナントと共同で実験提供するものだ。 実験期間は7日より2008年3月末まで。なお、携帯版についてはiモード対応とされているが、一般的なネットブラウザ搭載の機種であれば、他携帯でも閲覧可能となっている。