東芝は17日、携帯電話やビデオカメラなどの携帯機器向けとして、16Gバイトの組み込み型NAND型フラッシュメモリを製品化し、2007年第2四半期にサンプル出荷を開始すると発表した。また、これに先立ち8Gバイトの製品を今月よりサンプル出荷し、第3四半期から量産すると併せて発表した。 今回発表された製品は、標準の小型パッケージに56nmプロセスによるNANDチップ8枚と、「MMC Ver.4.2」規定に準拠したコントローラチップを納めた制御機能付メモリ。コントローラを内蔵することで、NAND型フラッシュメモリの制御機能(書込ブロック管理、エラー訂正、ドライバーソフトウェアなど)を別途、開発する必要がないのが特徴。搭載機器の開発負荷が軽減され、開発期間の短縮にもつながる、と同社ではしている。 今回発表されたラインアップと、サンプル出荷・量産時期は以下のとおり。●型名・容量・パッケージ・サンプル出荷時期・量産時期 THGAM0G7D8DBAI6・16Gバイト・169Ball FBGA・2007年6月・2007年12月 THGAM0G6D4DBAI4・ 8Gバイト・169Ball FBGA・2007年4月・2007年7月 THGAM0G5D2DBAI4・ 4Gバイト・169Ball FBGA・2007年4Q・2008年1Q THGAM0G4D2DBAI5・ 2Gバイト・153Ball FBGA・2007年4Q・2008年1Q THGAM0G3D1DBAI5・ 1Gバイト・153Ball FBGA・2007年7月・2007年9月
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