日本時間でも1月5日に発表になっていたHitachi Global Storage Technologies(HGST)の1Tバイト(=1,024GB)のハードディスクが、2007 International CES(CES 2007)のプレス向けプレイベントでも展示が行われていた。 展示は、ケースをはずして中のディスクが見えるようになったものだが、2007年の第1四半期には市販される予定だという。HGSTの資料によれば、世界最初のハードディスクは5MBしかなく、この容量が1GBに到達するのに35年かかっているという。次の14年で500GBに到達し、最後の2年で1TBが実現されたことになる。なお、1TBあれば、ハイビジョンの映画を約150本収録することが可能になるという。 実際の市場価格がどうなるかはまったく不明だが、DVDレコーダーやネットワークストレージとしてではなく、単体のHDDとして1TBが入手可能になるということは、コンテンツのリッチ化が進む中で自然の流れかもしれない。