日本電信電話とNTTコミュニケーションズは7日、31日に放送されるNHKの「紅白歌合戦」をスーパーハイビジョン映像にて、東京渋谷のNHKホールからNHK大阪放送局に中継すると発表した。 スーパーハイビジョンは、ハイビジョンの16倍の解像度(約3,200万画素)と、22.2チャンネルの音声を持つ映像。映像は約24Gbps、音声は約28Mbpsとなる。 今回の実験では、NHKが開発した映像符号化装置により約600Mbpsに圧縮され、NTTサイバースペース研究所の多重化IP装置を8台組み合わせ伝送する。回線には、NTT Comの専用線である「ギガストリーム」を採用する。 なお、特殊な回線を用いることなく、スーパーハイビジョンの映像を長距離伝送するのは世界初だとしている。 この映像は、31日にNHK大阪放送局にて一般の視聴者にも公開される。