ジュピターテレコム(以下、J:COM)は日本におけるケーブルテレビ事業者として初めて、ハードディスク内蔵型STB(セットトップボックス)による「J:COM TV デジタル」の新サービス「HDR(エイチディーアール)」を2006年4月15日より順次開始する。
J:COM TV デジタルでは地上・BS・ケーブルの各デジタル放送やVOD(ビデオ・オン・デマンド)などのサービスを、1台のSTBで利用する。今回のSTBには250ギガバイトのハードディスクを搭載し、J:COM TV デジタルの各サービスを、オリジナル画質のハイビジョンで20時間分、SD画質なら60時間分を録画できる。
新サービスは「HDR(エイチディーアール)」の名称で、J:COM TV デジタル加入者を対象に、月額840円(税込み)の追加利用料金で提供される。なお「HDR」という名称は High Definition Recorder(ハイビジョン録画)、High spec Double tuner Recorder(ダブルチューナーによる多機能録画)、Hard Disc Recorder(ハードディスク録画)の3つの意味を込めたものだという。