東芝は16日、小型燃料電池を採用した携帯音楽プレーヤーの試作機を千葉・幕張メッセで開催されるIT総合展示会「CEATEC JAPAN 2005」(10月4日〜8日)に出展すると発表した。 同社は、2004年6月に発表した世界最小の燃料電池の実用化に向け、電子機器に組み込む小型燃料電池ユニットを開発し、携帯音楽プレーヤーの試作機を用いた動作検証を開始した。 今回開発したのは、出力が100mWと300mWの2種類の燃料電池ユニットで、それぞれシリコンオーディオプレーヤーとHDDオーディオプレーヤーに組み込む。 100mW型は、横23mm×縦75mm×厚さ10mmと、板ガム程度のサイズで、内蔵タンクに3.5mlの燃料を注入して約35時間駆動できる。300mW型は、横60mm×縦75×厚さ10mmで、内蔵タンクに10mlの燃料を注入して約60時間駆動できる。 同ユニットでは、一般に30%以下に希釈するメタノール燃料を、薄めずに使用できるという。同社は今後、耐久性・信頼性試験などを行い、2007年以降の燃料電池の本格普及期に向け、生産技術を含めた開発を加速していく考えだ。
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