2月8日にライブドアが時間外取引でニッポン放送株を取得してから、約2か月。ライブドア、ニッポン放送、フジテレビの3社による、資本および業務提携の基本合意により、ようやく一段落した。18日には、3社のトップがそろい、記者会見を開催した。 「規定方針であるニッポン放送の完全子会社化が達成でき、わたしは満足すべき内容だと思っている」と評価するのは、フジテレビの会長である日枝久氏だ。さらに「3か月にわたりお騒がせしてご迷惑をおかけしました」とのお詫びもあった。 ライブドア代表取締役社長兼CEOの堀江貴文氏は、「フジテレビさんとニッポン放送さんと交えて会見ができていることをうれしく思っている。(フジテレビとの業務提携)いまから非常にワクワクしている」とこちらも、高く評価しているようだ。 ニッポン放送の代表取締役社長である亀渕昭信氏は、「(業務提携とフジテレビの完全子会社になることで)ニッポン放送は、新しい出発をすることになる」と示した。 この記者会見では、交渉の過程やこれまでの個々の発言については、一切答えられないとの事だった。しかし亀渕氏は、“コミュニケーション不足が生み出した誤解だった”と考えているようだ。「ライブドアの方々とお食事をしたのですが、最初は堅かったけどいろいろなお話ができた。コミュニケーションってすごく大事ですよね。わたしの仕事もコミュニケーション。堀江社長も皆さん(記者)の仕事もコミュニケーションですよね。これからの時代はコミュニケーションですね」との発言によるものだ。 また、今回の資本提携では、ライブドアが持つニッポン放送株をフジテレビに譲渡したうえで、フジテレビがライブドアに資本参加するという内容が含まれている。ライブドアがフジテレビの資本参加を受け入れたのは、「業務提携だけでは、身が入らない」(堀江氏)との理由からだ。株を持ち合うという選択肢もあるが、「産業的に見ると、テレビ業界よりもインターネット業界の方が伸びが大きい。投資先として元本が大きくなる可能性が高い」(堀江氏)というのが理由だ。 また、今回のライブドアによるニッポン放送株買収は、日本のM&A(企業買収)にも一石を投じることになった。堀江氏は、「新しい判例も出た。商法の不備、新しい解釈も出てきた」と一定の評価をしている。しかし、「M&Aに詳しい人材が非常に不足している状態。このような問題に精通している弁護士やアドバイザーを集めるのは大変だった」と問題点を指摘している。
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