ゼンリンは、インクリメント・ピーを相手取り著作権侵害の疑いで東京地方裁判所に提訴した。 インクリメント・ピーは、ゼンリンからの申し立てにより6月17日に盛岡地方裁判所による証拠保全のための検証を受けている。この際、ゼンリンの地図ソフト「Z[Zi]」が200台あまりのPCで不正利用されていることが発覚。また、インクリメント・ピーの地図情報は、ゼンリンの地図から大量に流用された事実も確認されたという。 そのため、ゼンリンはインクリメント・ピーを相手取り(1)無断複製などの差し止め(2)元データの破棄(3)無断複製や無断流用に対する損害賠償(約12億6千万円)を求め提訴に至ったとしている。