警察庁は、Windowsのあらたなセキュリティホールをつかって攻撃を行うプログラム2種類について警告を行っている。サービス拒否攻撃を行うタイプと、不正侵入を行うタイプで、このうちサービス拒否攻撃をおこなうものについては解析を完了しているという。 このセキュリティホールについては、マイクロソフトが「MS03-039」として9月11日に修正ファイルの配布を開始しているが、それから1週間もかからずに不正なコードが出回り始めているということで、かなり警戒が必要な状況だ。 MS03-039は、Windows2000やXPなどNT系OSが影響を受けるセキュリティホール。これらのOSを利用しているユーザは、すべてのPCでWindowsUpdateを実行して、もれなく修正ファイルを導入しておいて欲しい。