ライブドア対フジテレビ&ニッポン放送は、いよいよ法廷に場を移す。ライブドアは、ニッポン放送が発表したフジテレビに対する第三者割当による新株予約権発行を差し止める仮処分申請を東京地方裁判所に行った。
ニッポン放送は、ライブドアの持ち株比率を下げるため、第三者割当による新株予約権発行を行うと発表した。これに対し、ライブドアは「発行差し止め請求を準備している」とコメントを発表した。
ニッポン放送とフジテレビがライブドアへの対抗策に出た。ニッポン放送は、取締役会にて第三者割当による新株予約権発行を行う事を決議した。新株予約権はフジテレビ対して発行され、すべて行使される見込みだ。
ライブドア代表取締役社長兼CEOの堀江貴文氏による、ニッポン放送株取得の所信表明が動画で配信されている。すでに第1回目が更新されており、25日までの5日間に渡り、毎日更新される。
ライブドアがニッポン放送の株式を取得したのは、放送局が保有するWebサイトをポータル化し、シナジー効果を得るのが目的だ。会見したライブドアの代表取締役社長兼CEOの堀江貴文氏が明らかにした。
ライブドアの子会社であるライブドア・パートナーズは、ニッポン放送の株式のうち29.6%(9,720,270株)をあらたに取得したと発表した。この株式取得は、ToSTNeT-1による時間外の市場内取引によって実施されたもの。