亡くなった人をマーケティングに利用するのは侮辱ではないだろうか。
日本のガールズグループf5ve(ファイビー)が、亡くなったク・ハラさんの写真をマーケティングに使用し、物議を醸している。
最近、f5veは公式アカウントに女性の写真に「IDGAF(私は気にしない)」というメッセージを添えて投稿した。
写真には、生前のク・ハラさんの姿が写っており、画像の左下には棺が合成されている。ク・ハラさんは2019年11月24日、ソウル市・清潭洞(チョンダムドン)の自宅で亡くなった状態で発見された。享年28歳だった。


f5veは普段からファンが作成したミームを共有してきたことで知られているが、今回は亡くなった人物の写真を用いたマーケティングとして批判が殺到した。
謝罪→再び非難殺到
この投稿が問題視されると、f5veが所属するLDH JAPANは4月10日に該当の投稿を削除し、「不快なミームについて知らせてくださった方々に感謝する」と述べた上で、「該当の画像に登場していた故ク・ハラさんに関する背景を正しく認識できていなかった」と謝罪した。
続けて、「今回の件について深くお詫び申し上げる。問題を指摘し、説明してくださった方々に感謝する。今回の件を決して軽く考えてはいない。面白さを狙ったものであり、故人を侮辱する意図はまったくなかった」と再び頭を下げた。
しかし、f5veの釈明にもかかわらず批判の声は収まっていない。
ネット上では「故人に対して失礼すぎる」「面白さのためだったとは…理解できない」「謝罪に誠意が感じられない」「許されない行為」といった非難の声が上がっている。

なおLDH JAPAN所属のf5veは、2022年から「SG5」名義で活動を開始。元E-girls兼Happinessとして活躍したKAEDE、SAYAKA、RURI、MIYUUと、iScreamに所属しているRUIの5人で構成されている。
(記事提供=OSEN)