12月29日16時より、NHK Eテレで特集番組『「吹奏楽のひびき」presentｓ ドリームブラス！』が放送される。
日本は吹奏楽人口120万といわれ、世界有数の吹奏楽大国。その半数が中高生の吹奏楽部員で、高校生の10人に1人は経験する人気部活だが、ここ数年はコロナ禍の影響で活動が制限されていた。
ようやく以前のような活動が可能になった今、これまで我慢してきた中高生たちの夢を叶えるために、ゲストの柏木由紀、指揮の水戸博之、ぱんだウインドオーケストラの面々が立ち上がった。番組ではNHKホールにて、全員元吹奏楽部員の出演者たちが現役吹奏楽部員たちと共に吹奏楽を楽しみ尽くす。
注目は、部員数3名の小石川淑徳学園中学校高等学校による演奏。「一度でいいから大バンド編成の吹奏楽曲をやりたい」という夢が、ぱんだウインドオーケストラとの共演という形で実現する。本番までには、サクソフォーン奏者の上野耕平が何度も学校に通って指導を続けるドラマがあった。
なおEテレ版のほか、中橋愛生による解説つきで2回にわたって音楽をたっぷり楽しめるFM版、たっぷりの演奏を高精細、高音質で楽しめるBSP4K版と、熱気あふれる吹奏楽の世界を何度も楽しめる。BSP4Kでは、2025年2月初旬に89分の「完全版」を放送予定だ。
■柏木由紀コメント
プロとの共演に挑んだ二人の吹奏楽部員。緊張に負けないで最後まで演奏しきった二人の姿に感動しました。そして最後、ホールに集まった吹奏楽部のみなさんが一緒に吹いた「宝島」は楽しくてキラキラしていて鳥肌が立ちました！音楽って楽しい！みんなで演奏する「吹奏楽」って本当にいいなと改めて感じさせてくれた公開収録で、私もまたトロンボーンを吹きたくなりました！
