9月6日に映画『エイリアン：ロムルス』が公開となる。同作は、1979年に公開された『エイリアン』のその後の物語を描くもので、リドリー・スコットが製作を担当し、フェデ・アルバレス監督がメガホンを取る。
『エイリアン』シリーズは、寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する宇宙最恐の生命体“エイリアン”が登場することで知られている。第1作目の『エイリアン』は、その不気味なデザインと閉鎖された宇宙空間での凄絶な死闘が話題を呼び、第52回アカデミー視覚効果賞をはじめ数々の賞を受賞した。さらに、「エイリアン」という言葉を地球外生命体を表す言葉として定着させたレジェンド的作品でもある。
今回公開される『エイリアン：ロムルス』では、地球から遠く離れた宇宙ステーション“ロムルス”を舞台に、人生の行き場を失った6人の若者たちがエイリアンの恐怖に立ち向かう姿が描かれる。解禁されたUS版予告編では、薄暗い宇宙ステーションを探索する若者たちが、寄生した人間の胸を突き破り進化するエイリアンに次々と襲われる様子が映し出されている。鼓動のような不穏なサウンドが鳴り響く中、エイリアンの第三形態・チェストバスターや第二形態・フェイスハガー、最終形態・ゼノモーフが次々と登場し、若者たちを絶望の淵へと追いやっていく。
監督を務めるフェデ・アルバレスは、『ドント・ブリーズ』（2016年）で世界中を震え上がらせた鬼才であり、オリジナルシリーズへの愛を注入しつつも、本作単体でも楽しめる作品に仕上げていると自信をのぞかせる。主演のケイリー・スピーニーは、ソフィア・コッポラ監督作品『プリシラ』（2024年）でヴェネチア映画祭主演女優賞を受賞した実力派であり、彼女の演技はシガーニー・ウィーバーが演じたエレン・リプリーを彷彿とさせる。
その他にもデヴィッド・ジョンソン、アーチー・ルノー、イザベラ・メルセードなど、今後のハリウッドを牽引する注目の若手俳優たちが出演し、極限状態に追い込まれた若者たちを演じる。『エイリアン：ロムルス』は、2024年9月6日（金）より全国劇場にて公開される。
