映画『THE MOON』初の本編映像!韓国の有人宇宙ロケットの発射成功をリポート | RBB TODAY
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映画『THE MOON』初の本編映像!韓国の有人宇宙ロケットの発射成功をリポート

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 ソル・ギョング、ド・ギョンス、キム・ヒエが共演するSF映画『THE MOON』が、7月5日に日本で公開となる。このほど、本編映像の一部が初解禁された。

 『ペパーミント・キャンディー』ほか、韓国映画界を代表するベテラン俳優ソル・ギョング。そして、K-POPグループ・EXOのメインボーカルを務めるド・ギョンス、さらに大ヒットTVシリーズ『夫婦の世界』での熱演が話題となったキム・ヒエ。

 同作は、月面の有人探査を叶えるべく、3人のクルーを乗せた韓国の有人ロケット・ウリ号が宇宙へと飛び立つところからスタートする。しかし、月周回軌道への進入を目前にしながら太陽風の影響で通信トラブルが発生。修理中の事故によりクルーの命が失われる。唯一残された新人宇宙飛行士ソヌ(ド・ギョンス)を生還させるため、5年前の有人ロケット爆発事故の責任を取り組織を去った当時の責任者ジェグク(ソル・ギョング)が宇宙センターへ呼び戻される。

 一方、仲間の遺志を継ぐ決断をしたソヌは、重大な危機に直面しながらも月面への着陸を成功させる。僅かな救出の可能性に懸けて地上スタッフが奔走するなか、果たしてソヌは再び地球の大地を踏むことができるのか。



 公開された初の本編映像は、ニュース番組の特集企画の中で、月面着陸を目指す有人ロケット・ウリ号が、無事に発射成功する様子が全世界にレポートされている様子となっている。映像冒頭、ウリ号のクルーに選ばれた3人の宇宙飛行士を、順番に紹介していく。まずは妊娠中の妻を地球に残しながらも、月面着陸を目指す船長イ・サンウォン(キム・レウォン)、続いて息子からもらったゴリラのぬいぐるみと共に宇宙船に搭乗したチョ・ユンジョン(イ・イギョン)、最後に新人宇宙飛行士のファン・ソヌ(ド・ギョンス)。

 ソヌは、「UDT(海外特殊戦戦団)で訓練を積んだが、今は新人宇宙飛行士なので、経験豊富な先輩と任務を全うして、ナレ号の犠牲を無駄にしません」と語る。続いて、宇宙飛行士訓練に挑む様子も。宇宙酔いに近い感覚を再現する回転椅子に挑む様子から、無重力訓練中にジェット機内でバスケットボールに挑む姿、重さ約120kgの宇宙服を着用したままプールに沈み、船外活動を再現する訓練など、ド・ギョンス達が実際に体験している。

 同作のメガホンを取るキム・ヨンファ監督は、未知の宇宙に命を吹き込むために7ヵ月以上を費やしたという。「既存する多くのSF大作と肩を並べるほど、韓国の映画制作における技術が成長しました。そして技術面はもちろん、ドラマとしても満足させることができる作品を作りたかったんです。ディテールをひとつひとつ検証しても、映画と現実の間に違和感がないと思います」と、自信をのぞかせた。


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