2007年、「そんなの関係ねぇ!」と「おっぱっぴー」のギャグで『ユーキャン新語・流行語大賞』の大賞候補60語に両方ノミネートされた小島。そのうち「そんなの関係ねぇ!」がトップ10を受賞した。
メディアから消えた後、子供向けのイベントへの露出で再ブレイクした小島。番組での密着中も、会場は親子連れで超満員だった。それまでの紆余曲折を語る中で触れたのが、「そんなの関係ねぇ!」誕生の瞬間。
芸人の先輩でDJをやっている人がいたという。小島はそのレコード持ちとして就いて回っていた。あるとき、リハーサルでマイクを渡されて「ラップで盛り上げろ」とムチャぶり。そこでラップをやったが全くウケず。盛り下がるフロア。なんとかしないとと苦し紛れに言い放ったのが「そんなの関係ねぇ!」だったという。
振り返るとハリセンボン近藤春菜の「角野卓造じゃねーよ!」も、ロンドンブーツ1号2号・田村淳から「角野さん、どう?」と話を振られた瞬間、「角野卓造じゃねーよ!」とツッコミを入れたのが始まり。
ダイアン津田篤宏も、大喜利に挑んでいた際、サバンナ高橋茂雄から「もっと面白く!」と、回答をもっと面白くしろと言われて「ゴイゴイスー!」と、とっさに言ったのがキッカケだったそう。ギャグというのは考えて生まれるものではないことを教えられる。