あした31日放送の連続テレビ小説『虎に翼』第45話では、寅子(伊藤沙莉)が、ある新聞記事を目にする。
30日放送の第44話。優三(仲野太賀)の死後、寅子は感情を押し殺しながら家事をこなしていた。そんな娘を不憫に思ったはる(石田ゆり子)は直言(岡部たかし)のカメラを売って工面したお金を渡す。これ以上心が折れてしまう前に、1人で贅沢して優三の死と向き合う時間を持つよう勧めたのだ。
そのお金で焼き鳥を買い、せめてもの贅沢をする寅子。川べりで、新聞にくるまれた焼き鳥を食べる。すると優三の幻が隣に現れ、「トラちゃんの好きに生きることです。また弁護士をしてもいい、違う仕事を始めてもいい、優未のいいお母さんでいてもいい」などとやさしい言葉をかけられ号泣するのだった。
あした31日放送の第45話。焼き鳥がくるまれていた新聞を見ていた寅子(伊藤沙莉)の目に飛び込んできたのは、新しい「日本国憲法」の記事だった。そこには「すべての国民は法の下に平等である」と書かれており、寅子は次第に力が湧いてくるのを感じる。立ち上がった寅子はさっそく家族会議を開き、ある提案をするのだった。