岩城滉一が、18日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)で、俳優人生の転機を明かした。
それが、1981年から約20年にわたって続いた人気テレビシリーズ『北の国から』(フジテレビ系)。同作で草太を演じた岩城は「これは衝撃的だった。初めて役者って凄いな」と感じたと回顧。田中邦衛や竹下景子などキャストとの本読みの際、「台本を読んで涙が止まらなかった。声が震えてセリフが読めなかった」のだとか。
脚本家・倉本聰からは厳しい指導が飛んで来たそうで、「むちゃくちゃうるさかった」と述懐。劇中、誰かと会話するシーンでも、「お前はリングってものがないのか」とダメ出しを受けたと告げた。それは例えばケンカをする場合、「てめぇ!」「なんだコノヤロー!」と間髪入れずに言葉を返すように、鎖がつながれるようにセリフの掛け合いをしろと言われたそう。逆に「…………」という間を空ける場合でも、「どうしてその後、すんなりセリフが出て来るのか?ただセリフを言ってるだけだろ」と注意されたと振り返っていた。