連続テレビ小説『虎に翼』第5話では、はる(石田ゆり子)の演技が話題となった。
法律の道に進みたいという寅子(伊藤沙莉)。だが、はるは「どう進んだって地獄」と言い聞かせて猛反対する。
翌朝、寅子に、お茶の水の甘味処で待ち合わせしようと告げる、はる。振袖を新調するためだという。有無を言わさない態度に、寅子もたじろぎ、圧倒される。憂鬱な気持ちのまま、甘味処へ先に入る寅子。そこには桂場(松山ケンイチ)がいた。
寅子にとって、自分の味方だと思っていた桂場だと思っていたが、かなり保守的で、寅子の「女子部進学」を「時期尚早」だと言って反対する。当時は法律の世界に身を置く者でさえ、女性への偏見はこのありさま。
それでも寅子は必死に「心躍るあの場所に行けるなら、血くらい、いくらでも流します」と決意のほどを語る。桂場は「泣いて逃げ出すのがオチだろう」と一蹴する。
それを聞いていたのが、はる。「お黙んなさい!」と一喝すると、「何を偉そうに。あなたのうちの娘の何が分かるっていうんですか」などと、桂場の意見をことごく喝破する。その胸のすくような演技は、見ていて気持ちが良い。そしてはるは、寅子を連れて法律専門書店へ行くと、「六法全書ください!」と注文する。
はるは、今でも女の幸せが結婚にあることは痛いほど分かっている。それでも法律を志したいという娘を、それを教える側の人間から冷たくあしらわれている姿が見ていられなかったのだろう。怒りが「お黙んなさい!」という言葉に表れている。
ネットでは「石田ゆり子」がトレンド入り。さらに彼女の演技に「迫力ある演技だった」「石田ゆり子の株が100倍上がった!」「伊藤沙莉さんの寅子に女性の未来を託す最高の配役だ」といった声が寄せられている。
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— 朝ドラ「虎に翼」公式(4/1放送開始) (@asadora_nhk) April 4, 2024
女子部への進学について桂場に相談する寅子でしたが…
「泣いて逃げ出すのがオチだろ」
桂場にも反対されてしまいます…。
その言葉を聞いていたある人物が…
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