コストコ新商品!韓国の人気料理「デジカルビ」とは

そもそもデジカルビとは、韓国料理の人気メニューのひとつで、醤油やコチュジャンなどのタレに漬け込んだ豚バラ肉を焼いたものだ。自宅で手軽に本場の味を楽しめる商品として登場したのが、本商品である。今回の商品の特徴の一つに、肉本来のレベルの高さがある。
精肉コーナーにある「三元豚 バラ 焼肉」をご存じだろうか。筆者はコストコに行く度にリピート購入している肉厚の豚肉だ。ジューシーで甘い脂が特徴的で、自宅で「サムギョプサル」を楽しむことができる。デジカルビと三元豚の原産国もカナダと同じであるため、おそらく使用されている肉も、この三元豚を使用していると思われる。筆者はこの肉自体の美味さを知っているため、期待大でフライパンに火を通した。

唐辛子やりんご、醤油などで味付けされた赤いタレに漬かった豚バラは、グラム販売であるため前後するだろうが、筆者は19枚ほど入っていた。厚さは5ミリほどあり、1枚の長さは、28センチ前後だ。肉の上には長ねぎと青ねぎがトッピングされている。
時短料理にもなる「デジカルビ」

筆者は焼いてからカットしたが、事前に一口大にカットしてから火を通しても良いだろう。やや焦げやすさがあるため、火加減に注意しつつ、10分ほどしっかり目に焼いていく。タレの色が濃くなり、うっすら焦げ目ができるかできないかくらいで完成だ。因みに肉から多めに脂がでるため、油を引かずに焼いて大丈夫である。
期待大の「デジカルビ」を実食

完成したデジカルビは、タレがよく煮詰まり、食欲をそそる香ばしい香りが漂う。この香りだけで中毒性がありそうな気配を感じた。早速、熱々を食べてみると、甘辛のタレが口のなかに広がる。絶妙なこってり感があり、子供は米を、大人は酒が進む味わいである。豚バラ自体の脂っこさはあるものの、甘い脂と甘辛ダレの相性がよく、くどさはない。程よい歯ごたえとジューシーな甘さは、流石コストコの三元豚である。三元豚好きは、絶対好きな商品だろう。

さっぱり食べたい方は、サンチュやサニーレタスと一緒にサムギョプサル風にして食べても良い。濃い味が中和され、食べやすいだろう。また、玉ねぎと一緒に焼くアレンジもおすすめしたい。甘辛ダレを余すことなく堪能できるはずだ。
デジカルビは、複数の調味料を混ぜてタレを作ったり、漬け込み時間も不要で、自宅で専門店の味を簡単に楽しめる時短商品だ。韓国料理好きはもちろん、コストコの三元豚ファンはこちらの商品も一度味わってみてほしい。