吉永小百合、映画の現場への思い吐露「めちゃめちゃ好きでやっていきたいんだけど」 | RBB TODAY
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吉永小百合、映画の現場への思い吐露「めちゃめちゃ好きでやっていきたいんだけど」

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吉永小百合【撮影:こじへい】
  • 吉永小百合【撮影:こじへい】

 吉永小百合が、27日放送の『プロフェッショナル』(NHK)で、映画への想いを吐露した。

 デビュー67年目、今年78歳の吉永。公開中の主演映画『こんにちは、母さん』は123本目の作品。映画界を引っ張って来た1人だが、渡哲也さん、高倉健さん、樹木希林さんといった他界した役者の名前を挙げながら、「映画はみんなで作るものだから、一緒にやってきた人が欠けていくのはつらいものがある」「ひとりになってしまったような感じ」と吐露。

 続けて今後の活動について「映画の現場は、めちゃめちゃ好きでやっていきたいんだけど、自分にそれだけの力があるんだろうかという恐れ、疑問もある」と自信なさげ。「それこそデジタルになって映画の時代が変わっていく中、体力、気力をしっかり持てればいいんだけど…」とも告げた。

 さらに「セリフを覚える能力が本当に衰えている」と自覚がある吉永は、番組での密着中、撮影のわずかな間、セリフを繰り返す姿も垣間見られた。

 そんな吉永は、山田洋次監督に撮影中、ふと「そろそろ幕を閉めるから」と一言。自分の引き際を山田監督に託そうとしていたようで、「監督の映画だったら、これで辞められる。これで最後にできる」と言及。だが関係者だけの試写を終えた吉永は「私はもうちょっとやらないと」と奮起。「(演技が)上手くはならなくていいの。芝居してないように見えるくらいに透明感を持ちたい」と意欲を口にした。

 そして「もうちょっと勉強して、もうちょっと表現力をつけたいと思ってます」と、女優続投を宣言して去って行った。
《杉山実》
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