本著は、「おつまみは料理にあらず『娯楽』なり」をコンセプトに作られた、残りの人生全つまみをおいしくする一冊。お酒を愛する料理研究家、小田真規子が徹底開発&おつまみについて考えつくした内容が、ぎっしり詰まっている。「一口目で味が決まる枝豆のゆで方は?」「野菜スティックは何℃がおいしい?」「冷めてもガリガリ食感のから揚げを作るには?」など、自分でも色々と試したくなる実験レシピが満載だ。
また、“ある日ふらっと入った居酒屋「のみ処きつね」は「おつまみ研究所」だった!”という漫画で、ほとんど台所に立ったことのない61歳のテツロ―さん(主人公)が、おつまみを学んでいくという物語が展開されるので、ゆかいな読み心地となっている。漫画は、『盆の国』(リイド社)などで人気のスケラッコによる描きおろし。