10日放送の連続テレビ小説『らんまん』第28話では、万太郎(神木隆之介)の魂の叫びが話題となった。
万太郎は、植物標本を燃やそうとする倉木(大東駿介)に、「も、も…燃やすな!」「待ってくれ」「わしには大切なもんながじゃ」と訴える。倉木は盗んだ張本人でありながら「なら、買い取れ」と強気に出る。
そこで結局、万太郎が、明治時代としては大金の100円を払うという条件で標本を返してもらうことに。だが「先に金を出せ」という倉木に、万太郎は「標本が先じゃ」と反論する。
その言葉に標本を燃やそうとする倉木に万太郎は感情をあらわに。「見くびりな!今さら渋ると思うか?おまんが…おまんが燃やそうとしゆうがは、わしの命そのものじゃ。出すと言うたら出す。けんど、1枚でも損のうたら、わしは出さん。返しや!」と一喝する。その気迫に倉木もたじろぐのだった。
ネットでは「草のことにになると頼もしくなる万太郎さん かっこ良かった」「神木くんさすがの演技だった」「タキさんを思い出す凄み!!!」といった声が寄せられている。
あした11日放送の第29話。十徳長屋に住むことを決めた万太郎と竹雄(志尊淳)。そして、植物標本が手元に戻った万太郎は、改めて倉木夫婦(大東駿介・成海璃子)を訪問。東京での新生活を始めるのだった。
「見くびりな!!
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) May 9, 2023
いまさら渋ると思うか?おまんが…おまんが燃やそうとしゆうがは、わしの命そのものじゃ。出すと言うたら出す。けんど、一枚でも損のうたら、わしは出さん。―――返しや!」
男の目を強いまなざしで見つめる万太郎。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #大東駿介 pic.twitter.com/eAtF5QOq1A