永作博美が、11日放送の『土曜スタジオパーク』(NHK)にVTR出演。連続テレビ小説『舞いあがれ!』で息子・悠人を演じる関ジャニ∞・横山裕との撮影秘話を明かした。
同作の第88話では、インサイダー取引の罪を犯し、行方をくらませた悠人(横山)が望月家で介抱された際、「頼んでへんけどな」とひねくれた態度をとる。すると、めぐみ(永作博美)が「もう…!」と悠人の耳を引っ張るシーンがあった。これについてゲスト・横山は「台本にも書いてなかった。永作さんがアドリブで僕の耳を引っ張った」と明かし、「急にやられたので僕もびっくりした」と回顧。
この後、永作がVTRで登場。悠人という子どもについて「自分で進む術を獲得した子だった。選択ができる子どもだったが、1人、(道を)外れてしまわないように見守る必要があった」と打ち明け、「悠人が言っていることの意味を一生懸命聞こうと思っていた」と振り返った。
続いて、耳を引っ張るシーンについて「いつまでもこっちと向き合わない悠人をどこが怒りたいと思っていた」と告白。「どこでできるかなぁと思っていたが、生意気な口をきいたので、ここしかないなと思った」と言及。
だがリハーサルやテストを重ねるたびに、「どんどん耳が赤くなってきた」のだとか。永作は横山に「ごめんね、耳が赤くなってきちゃった」と陳謝。「引っ張っては、なでて、引っ張っては、なでて本番を迎えた」と述べ、「やってみちゃいました」と笑った。
そんな永作との共演について横山は「どういう間でくるんやろうとか、ヒリヒリする感じがあった。贅沢な時間を過ごした」と感謝していた。