18日放送の連続テレビ小説『舞いあがれ!』第74話では、めぐみ(永作博美)の姿に感動の声が広がった。
めぐみは営業担当の藤沢(榎田貴斗)に、赤字になっている取引があることを指摘する。それが、斑鳩商事の出荷のネジの売り上げだった。リーマンショックのあと安く引き受けた仕事が赤字を生み、会社の経営を圧迫していたのだ。
そこでめぐみは、ネジの価格を1本4円50銭への値上がりを、斑鳩商事の香川(隈本晃俊)に交渉する。だが香川は「いきなり値上げの申し入れですか。やっぱり主婦が家計見直すみたいなことしか、できはれへんのやねぇ」とイヤミ。それでもめぐみは、「主婦が家庭守るように、社長は会社守らなあきません。材料費が高騰してる今この値段のまま取り引きしてたら、会社を危険にさらすことになります」と訴える。
さらに「あと3ヵ月、今のままやらしてもらいます。その間に4円50銭より安う作れる会社お探しになれたら そちらに頼んでいただいて結構です。けどそんな会社ありますやろか?」などと投げかけ、説得するのだった。
ネットでは「お母ちゃんホンマにかっこよかったわ~」「めぐみ社長、カッコいい 相手先の社長を完全にねじ伏せちゃった」「カッコよかったし勇気もらった。がんばれば必ず報われると教えてもらった」と絶賛の声が寄せられた。
明日19日放送の第75話。舞が藤沢と会社へ戻ると、社員たちが食堂に集まっていた。舞が本当に仕事を取れたのかどうか、図面を見るまで信じられないと二人の帰りを待っていたのだ。舞が図面を広げると、にわかに沸き立つ社員たち。数量も多く、なかなかに大きい取引だからだ。ただ、結城(葵揚)がいない中で、そのネジの設計を誰がするのかと不安になる。
「新しい価格は、弊社の職人たちが持つ高い技術への正当な対価やと…思ております」
— 朝ドラ「舞いあがれ!」 (@asadora_bk_nhk) January 17, 2023
藤沢さんは感激し…斑鳩商事の担当さんはタジタジでした。
浩太さん、「お母ちゃんはすごいなぁ」って…笑ってるかもしれませんね…#永作博美 #隈本晃俊 #朝ドラ #舞いあがれ pic.twitter.com/lsJcxcTDIb