ソン・ガンホとイ・ビョンホンが共演する映画『非常宣言』が本日6日より公開。本編映像とメイキング映像が解禁された。
同作は、韓国映画界を代表する大物俳優の2人が、地上と上空でそれぞれが愛する人のために奮闘する姿を描いた航空パニック作品。妻を救うため地上から飛行機テロを解決しようと奔走するベテラン刑事のク・イノを演じるのはソン・ガンホ。娘の治療のため、飛行機に乗り合わせた乗客パク・ジェヒョク役をイ・ビョンホンが演じる。他にも、キム・ナムギル、チョン・ドヨン、イム・シワンなどが共演している。

娘とハワイへ向かう飛行機恐怖症のパク・ジェヒョク(イ・ビョンホン)は、空港で執拗に2人につきまとう謎の若い男(イム・シワン)が、同じ便に搭乗したことを知り不安がよぎる。同便は、ハワイに向け飛び立つが、離陸後間もなく1人の乗客男性が死亡。直後に、次々と乗客が死亡し、機内は恐怖とパニックの渦に包まれていく。
一方、地上では、妻とのハワイ旅行をキャンセルしたベテラン刑事のク・イノ(ソン・ガンホ)が警察署にいた。飛行機へのバイオテロの犯行予告動画がアップされ、捜査を開始すると、その飛行機は妻が搭乗した便だったことを知る。ヒョンス副操縦士(キム・ナムギル)は、乗客の命を守るため奮闘するが、飛行を続けるタイムリミットが迫り、「非常宣言」を発動。しかし、機体はついに操縦不能となり......。
解禁された本編映像は、操縦不能になった飛行機が墜落していくシーンを収めたもの。犯人によって撒かれたウイルスは機内に蔓延し、ついに操縦士が感染。操縦不能となった機体は地上に向かって急降下していく。


さらに墜落シーンの撮影の裏側を映し出したメイキング映像も公開。本物の飛行機を使ってセットを作り上げたという同シーン。実際の旅客機の機体に回転台を搭載した電動装置を設置し、機体を360度回転させるという韓国映画初の試みに挑戦している。さらに、現職のパイロットを招き、セットのディテールを強化。飛行情報を入力するモニターの色味など、かなり細かい部分まで実際のモデルを再現している。