写真集は“同棲感”をテーマに奄美大島、伊豆、東京の三か所で撮影し、自宅風の場所でくつろぐ姿や、ふと魅せるオトナな表情など、松田のさまざまな魅力を収録。「となり」にいる松田と一緒に旅しているようなプライベート感が楽しめる一冊となっている。
インタビューに朗らかな笑顔で登場した彼女に、写真集の見どころやお気に入りのカット、撮影時に頑張ったという“へそちらショット”の撮影秘話などを教えてもらった。
――松田さんにとって初のソロ写真集になりますが、今回の企画を聞いたときはどんな気持ちでしたか？
すごくうれしかったです。わーすたはグループの歴史が長いので、ソロ写真集もメンバーと一緒に出しているような感覚でファンの皆さんに届けられることがうれしいですし、個人的には学生の頃から「ソロ写真集を出したい」と言っていたので、「待っていました」という気持ちでした。
――写真集を作るうえで、こだわったことはありますか。
私は普段、すごくおちゃらけてしまうのですが、今回はそれを抑えた写真集にしたいなと思い、撮影中はおちゃらけないようにしようという気持ちで撮っていました(笑)。おすまししたり、初めて見せる大人っぽい表情だったり、幅広い自分が見られる写真集ができたなと思います。
――「同棲感」をテーマに撮影されたそうですね。
はい、都内でコンビニ袋を持って歩いていたり、地面に座っているカットは、すごく同棲感があるなと思いました。お家に帰ってきて「ただいま」と言っているようなカットもあるのですが、撮影中も「ただいま」と何回も声に出して撮っていたので、そのカットは完全に“彼女”の気持ちでした。
――タイトル『となりがいい』に込めた思いも教えてください。
全体的に彼女感があって、“となり”にいるように感じられるカットが多いので、いろいろな所に一緒に行って、いろいろな表情をしている私を“となり”で見て欲しいなという思いを込めました。
――写真集の中でメンバーそれぞれがやりたい企画に挑戦していますが、松田さんはどんなことに挑戦しましたか。
韓国の「センイルケーキ」を作る企画に挑戦しました。パステルカラーに着色したバタークリームをケーキに塗って可愛くデコレーションするものなのですが、インスタグラムで見て気になっていて…。もともとスイーツや料理を家で作るのが大好きなので、Tシャツにエプロンを着けて髪の毛を結んだ姿で、普段の自分に近い感じで撮影ができて、すごく楽しかったですし、一番素の自分が出ていると思います。
――お気に入りのカットを教えてください。
おすまししている横顔のショットです。私はカメラを向けられるとワーッとやってしまうのですが、こんなすました顔ができるんだ、やるじゃんと思いました(笑)。普段は自分の横顔があまり好きではないのですが、この写真を見たときにいいなと思って、たまには撮りたいなと思いました。
――撮影に向けてボディ作りで頑張ったことはありますか。
今回、おへそが見える衣装が多かったので、お腹は頑張らないといけないなと思って筋トレをしたり、大好きなお酒も禁酒しました。でも、私はボディ作りがすごく苦手で…。上半身が痩せてしまうことがコンプレックスなので、一度適度に太ってから、お腹や太ももを絞ろうと思っていたのですが、しっかり太ってしまって(笑)。太ももが少しパツパツしているところも写真で分かったりするので、そこはちょっとミスったなと思っています(笑)。
――露出的に一番頑張ったのは、どのカットですか。
お部屋で寝転んでいるカットや、おへそが見える衣装でコンビニに買い物に行く同棲感があるカットです。このカットは撮影中にお腹に力を入れたりして、リアルタイムでもボディ作りを頑張りました(笑)。
――次に写真集を出すとしたら、どんなシチュエーションで撮影したいですか。
海外に行ってパリジェンヌ風の衣装で、芸術的な写真集に挑戦したいです。1st写真集は自然体の自分をたくさん見ていただける作品になったので、次はいつもの自分と違う姿や表情を見せたいなと思います。
