TBSは9日、4月期の番組改編説明会をオンラインにて開催した。 4月改編では、新番組として、サンドウィッチマンがMCを務めるバラエティー番組『サンドウィッチマンのどうぶつ園飼育員さんプレゼン合戦 ZOO-1グランプリ』(火曜19時)、水野美紀やヒコロヒーらによるトーク番組『ドーナツトーク』(日曜23時30分)、『TVアニメ「呪術廻戦」呪胎戴天編』(日曜17時)の放送スタートを発表。 ドラマでは、二宮和也や多部未華子らが出演する日曜劇場『マイファミリー』(日曜21時)、高橋一生が刑事役で出演する金曜ドラマ『インビジブル』(金曜22時)、上野樹里や田中圭らが出演する火曜ドラマ『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』(火曜22時)の“3大枠”のドラマのほか、新たに火曜・深夜にドラマ枠を増設。 4月からは、この新ドラマ枠で、髙橋ひかるが女教師を演じるドラマ『村井の恋』(火曜24時58分)を放送し、「TBSのブランド枠をより強化していく」と方針を示した。 また、霜降り明星と西川貴教がMCを務める『オトラクション』(火曜19時)は、スタートから1年で放送が終了。 この春、総合司会のビートたけしが番組を卒業する『情報7daysニュースキャスター』(土曜よる10時)の後任を、脚本家の三谷幸喜が務めることも正式発表された。 『オトラクション』の放送1年での終了の理由について、編成部企画総括の福田健太郎氏は、「視聴率ではなかなか苦戦を強いた」としながらも「TBSとしてはいいチャレンジだった。今後もああいうお子様に愛される番組は作っていきたい」とコメント。 ビートたけしの『情報7daysニュースキャスター』の卒業理由を聞かれた編集局長の瀬戸口克陽氏は、「たけしさんが映画や小説などの創作活動に時間をあてたいということで、毎週の生放送による負担が大きくなってきたため」と語り、「たけしさんと番組サイドでお話をして、卒業を決めさせていただきました。多くの方々に愛される番組になったのも、たけしさんのお蔭だったと感謝しています」と労った。 後任の三谷については、「期待しかありません。三谷さんには自由に、世の中の事象に関して、忖度なくお感じになったことを発言していただけたらとオファーさせていただきました。安住(紳一郎)アナウンサーをいい意味で翻弄して、新しい風邪を吹かせていただきたい」と期待を寄せた。