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3日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、美容外科「高須クリニック」高須克弥院長の“報告”について議論が交わされた。
今年1月に膀胱がんを切除したものの再発を繰り返していた同院長は、末期がんの患者によく使われるという抗がん剤「ゲムシタビン」に着目。本来、抗がん剤は点滴で投与するものだが、これを院長は主治医と相談のうえ、「自ら責任を取る」として、ゲムシタビンを膀胱内に局所投与したという。
すると院長は先月29日、自身のTwitterで「期待したより抗癌剤がよく効いている。がん細胞がほとんど消滅した。この調子なら完全制圧も夢ではない。攻めてよかった。なう」と投稿。この保険適用外の特別な治療により「がん制圧・消滅宣言」をした院長にネットでは賛否を巻き起こしている。
この日、初期の腎細胞がんを患ったこともある“がんサバイバー”おぎやはぎ小木博明は、「多分、抗がん剤を患部に直接入れてるだけじゃないと思う」と私見。「うまくいったのであれば治療法を公開して、治験もどんどん増えていって、苦しんでいる方が早く、安く治療を」と求めた。またカンニング竹山隆範は「がんで闘っている人いっぱいいるんだから、効くんだったら(他の患者にも応用)できないのかな」と期待。高橋みなみは「自分の体でやってみようという精神は、なかなかマネできることじゃない」と脱帽。
だが一方、矢作兼は「(『がんが消えた』と言うが)洗濯物じゃないんだから。汚れがすごいところには直接、洗剤をかけて洗いましょうみたいなことじゃない? そんな簡単なことじゃないと思う。危険なことだろうと思う」と疑問視していた。