自分たちの仕事で何人が災害にあわずに済んだのか……百音のつぶやきに朝岡は「誰かを助けたいという気持ちは持っていてもいい。でも、助けることに成果を求めてはダメですよ」と忠告する。百音は「私は成果を求めているのかもしれません。目の前にいる人たちが笑顔になるが見たい」「自分が役にな立ったと思いたい」「結局、あなたのおかげで助かりましたって言われたけなんだと思います」と話す。
百音は気象チームに加わったとき、幼馴染みたいな自分の大切な人たちを守りたいと話していた。当時から変わっていない百音を見て、朝岡はそれが「あなたのやりたいこと」だと指摘する。そして「これからは人の顔が見える距離感で仕事することが、より求められるよにあると思います」と助言する。
「これからは人の顔が見える距離感で仕事をすることが、より求められるようになると思いますよ。」
— 連続テレビ小説「おかえりモネ」 (@asadora_nhk) September 17, 2021
モネの地元への思いを感じて、朝岡は背中を押しました。#おかえりモネ #朝ドラ#清原果耶 #西島秀俊 pic.twitter.com/edAN1CzCeC
しだいに百音と気象との関わり方が明確になってくる回だった。
番組の最後、パソコンの画面に竜巻の情報が。発生場所は、新しくできた亀島大橋のすぐ近く、百音の実家のそばだった。
20日(月)から放送のサブタイトルは「島へ」。91回、気仙沼の永浦家は突風の被害を受けていたが、亜哉子(鈴木京香)は、心配で電話を掛けてきた百音(清原果耶)に家族の無事を伝える。その日の夕方、登米から東京に菅波(坂口健太郎)がやって来る。誕生日を迎える百音に会いに来たのだ。2人が話していると、明日美(恒松祐里)から電話が入る。「龍己(藤竜也)のカキ棚が突風で、大きな被害を受けている」との知らせだった。それを聞いた百音は…。