二階堂ふみが、9日放送の『A-Studio+』(TBS系)に出演。昨年ヒロインを務めたNHK朝の連続テレビ小説『エール』について語った。
約3000人のオーディションを勝ち抜き、同作のヒロイン・音に抜擢された二階堂。劇中、彼女自ら歌うシーンも感動を呼んだが、これについて本人は「歌えば歌うほど、何でこんなに歌えないんだろうといつも自己嫌悪に陥っていた」と語った。
同作では、音が、夫・裕一(窪田正孝)が作曲した歌を歌うシーンがある。ところが「その(撮影)週に、自分が介護していたフェレットが亡くなった」と告げた二階堂。続けて「(その死に涙が)我慢できなくなることが何回もあった。毎日泣きそう、でも泣いてしまうと歌は歌えないし、ワーっとなっていた」と、失意の日々を回顧。
そんなときは歌唱指導の先生が見守ってくれたのだとか。二階堂は「(先生から)その気持ちも大事にしながら(歌って)』と言ってくださった」と感謝した。
また彼女の歌唱力が上がるにつれて、劇中で歌うシーンも追加されていったことが判明。そんな台本をもらうたびに二階堂は「また歌ってる~!」「怖い~!」と、常にプレッシャーだったと話していた。