Netflixオリジナルドキュメンタリーシリーズ『大坂なおみ』の配信日が7月13日に決定した。
同作は、勝負の世界で生き抜く1人の女性としてのテニスチャンピオン・大坂なおみのプライベートに2年間密着。2019年の全閉オープンからのグランドスラム連覇の歴史的な功績をはじめ、その裏に秘められた決断、葛藤、思い。過酷なトレーニングの様子や、黒人の命の大切さを訴えるマスクを着けて試合に挑む姿、尊敬するバスケットボール選手コービー・ブライアントの予期せぬ悲劇の死に打ちひしがれる様子、家族と過ごすありのままの素顔、そして自身のもうひとつのルーツであるハイチ、そして代表選手として活躍する日本との深いつながりを紐解いていく。
監督は人種や階層、アメリカの歴史をテーマにした作品で高評価を受け、『タイム』(2020)が第93回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画にノミネートされたギャレッド・ブラッドリーが担当する。
また、同作が6月22日に開催されるAFIドックス映画祭オープニングナイトでワールドプレミア上映されることも決定。AFIドックス映画祭では、国内外から集められた多数のドキュメンタリー作品が上映され、過去の受賞作の多くがアカデミー賞やエミー賞にノミネートされていることから、今後の賞レースの前哨戦としてその動向に注目が集まっている。