阿部寛が、24日放送の『王様のブランチ』(TBS系)に生出演。明日から始まる日曜劇場『ドラゴン桜』(同系)について、共演者の長澤まさみとともに語った。
同作は2005年に阿部が主演した大ヒットドラマの続編。元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部)が、半年で落ちこぼれ生徒を東大合格に導く物語。前作で教え子として出ていた長澤が弁護士となってタッグを組む。
待望の再演について阿部は「感無量で、嬉しくてしょうがない」とコメントし、長澤との再共演についても「嬉しかった」と語った。さらに彼は、2年ほど前に作品のオファーを受けていたとしながら、当時はまだ引き受けるか迷っていたことを明かした。
そんな時、偶然TBSのエレベーターで長澤とばったり再会。すると彼女から「私、楽しみにしてますから!」と言われたという。阿部は「長澤、やってくれるんだと思って(引き受ける)決断をした」と回顧。長澤の言葉が後押しとなったという。
だが、そんなドラマの運命を決めた最重要シーンについて長澤は「え、言いましたっけ?」と、完全に記憶が飛んでいる様子。さらに「あっ、そうですか」とまったく心当たりがないリアクション。
むしろ彼女は、全く正反対のことを周囲から聞かされていたようで、「(阿部は)やる気満々だと聞いていた」と説明しつつ、「でも阿部さんがいたら、やる以外の選択肢はない」ときっぱり。「阿部さん、大好きなんで」と告白すると、阿部は「こんな嬉しいことないですよ、教え子から」と感慨深げだった。