映画『おもいで写眞』(現在公開中)の「ドライブインシアター上映会」が21日、イオン海老名 タイムズイオン海老名立体駐車場屋上にて開催された。
イベントには、主演を務めた深川麻衣と香里奈が登壇。会場に集まった車のヘッドライトでキャストの登壇が歓迎された。同作の見どころについて深川は、「私が演じた結子は、夢があって東京で頑張っていたけど、夢半ばで敗れてしまいおばあちゃんが亡くなったことをきっかけに出身である富山に戻ってきて写真の仕事をします。八方美人とは真逆のような、思っていることがすぐ顔や言葉に出てしまう子です。苦しみを抱えているので、笑顔も少なかった結子が色々な人と関わっていくうちに少しずつ変わっていく所を注目してほしいです」とコメント。
続けて香里奈は、「私の役どころは、富山で普段からホームヘルパーとして働いているので、ご年配の方と若者の中立の立場にいて、陰ながら若者を応援している、素敵な女性を演じさせてもらいました」と役どころについて語った。また、撮影を振り返っての感想を聞かれた深川は、「全編富山ロケなんですが、本当に地元の方が暖かくて、ご飯も美味しいし、魚市場や射水市だったり、富山の方の全面協力で撮れた作品です。とくに金屋町が本当に素敵な街並みで印象に残っています」と当時の様子を伝えた。
さらにこの日、37歳の誕生日を迎えた香里奈に花束のサプライズプレゼントが。深川のハッピーバースデーソングのリズムに合わせてヘッドライトを点滅し祝福される光の景色に香里奈は「本当に嬉しいです。ありがとうございます。また皆さんにお会いできるようにお仕事頑張りますので、これからもよろしくお願いします」とコメントした。
最後に、香里奈は「鑑賞後に心が温まるそんな映画だと思います。いくつになっても挑戦することは大事だなとか素敵だなとか、何年経っても輝けるような映画になっていると思います」とし、「こういう状況下でなかなか人に会えないかもしれませんが、自分の大切な人や家族や友達などと連絡をとって、大切にしたいなと思っていただけると嬉しいです。そして、祝っていただきありがとうございました。一生の思い出です。今日は楽しんでいってください」と笑顔で語った。