配信後にチェス人口が増加したとも言われるほど大ヒットしたNetflixオリジナル作品『クイーンズ・ギャンビット』。この制作の舞台裏をルポした作品がNetflixに公開されている。 一躍脚光を浴びた主演のアニャ・テイラー=ジョイは、自身が演じたベス・ハーモンについて「ベスはとにかく偏執的よ。持って生まれた性質なんだと思う」と評し、作品の本を読んだ時には親近感を覚えたと回顧。そして主人公ベスはチェスの天才として活躍しながらも「自分が変でないか常に気にしていた」「私は異常者か?天才か?ってね」とベスの心理を分析するシーンも。 脚本・監督のスコット・フランクへのインタビューも行われ、チェスを見せるのは非常に難しかったと告白している。撮影監督のスティーヴン・マイズラーも「人の表情や反応が重要だと思った。チェスがわからなくても今どんな状況にいるかわかる」と話している。 この他、作品で魅力のひとつとなっている、主人子ベスのメイク、対戦の舞台となるホテルやインテリアも魅力についても明かされている。 一度、同作品を観た人ならば必見の配信だ。