2019年2月のドラマ『絶対正義』(フジテレビ系)で初めての演技に挑んだ田中。同作では不倫をしている女優・麗香を演じ、大胆なキスシーンも話題になった。このオファーがきたときの心境について船越英一郎から聞かれた彼女は当初、アナウンサーの役だと勝手に思っていたという。だがよく聞くと先のような役柄であることが分かり、「私には荷が重いので難しいです」と一度断ったのだとか。
だがスタッフから「『そう言わずにやってみたらどうだろうか』と何度かオファーをいただいた」と粘り強く交渉されたといい、その熱意に「じゃあ、とお受けしました」と話した。しかし彼女は心理的プレッシャーからか、クランクイン当日まで腹痛に襲われていたそうで、「どうしたら断れるだろうとずっと考えてました」と述懐。「仮病とか使えないかなって思ってしまうぐらいすごく重圧があった」とも告げた。
撮影に入ったときの感想を尋ねられると、「もうやるしかなかった」と決意を固めたそうで、「『私、初心者なんです』というのも通用しないので、現場に入ったら女優としてやろうという気持ちしかなかった」と、しみじみ語っていた。