2020年度の「文化功労者」に選出されたタレントの西川きよしが4日、都内にて行われた「顕彰式」に妻の西川ヘレンとともに出席。その後に記者会見を行った。 西川は先月27日、文化の向上や発達に功績を残したとして、漫才師として初めて「文化功労者」に選出された。 西川は、「先ほど無事に『顕彰式』が終了しまして、皆さんのお陰で顕彰状もありがたく(受け取った)。本当に感謝でいっぱいです」と報告。 ヘレンは「身に余る光栄に存じます。主人は、本人の座右の銘である『小さなことからコツコツと』、その通りの人生を歩んだように思います。長きにわたり支えてくださった皆さまのお陰と心より感謝しています」とコメントした。 西川は、1966年に故・横山やすしさんとお笑いコンビ「横山やすし・西川きよし」を結成。漫才ブームの火付け役となり、「やすきよ」の愛称で親しまれたほか、数多くのお笑い賞レースも総なめにした。 「漫才師」として初めて選出された感想について、西川は「昭和55年、コンビを組んで14年が経ったときに、何とか全国に大阪の漫才を広めたいなという思いで、今日までみんなで力を合わせてきました。小さなことを、日々頑張ってきたことがよかったなあと思います」としみじみ。 相方の横山さんについては、「先月もお墓に行って、長きにわたって話をしました。我が家の仏壇では、毎日必ず、やすしさんとお話しをしています。僕の気持ちの中では、元気に存在してくれています」と思いを語った。 また、「これからは、千鳥とか和牛、ミキの二人とか、そういう若い方々が新しい時代の笑い、漫才の形を作っていくと思うんです。今後は若手にも、また続いてもらいたい」と後進の活躍にも期待を寄せた。 事務所の後輩・岡村隆史が結婚した話題についてふられると、「結婚されたとご報告いただいたときには、本当に嬉しかったです」と笑顔。また「(岡村が)東京に来られて、マンションで一人住まいの時に、僕も泊めてもらって。『これから東京で新しいお笑いを作っていく』、そんな話をしたことを昨日のことのように思い出します。何もできないけれども、夫婦茶碗くらいはプレゼンをさせてもらいたい」とコメントした。 ヘレンは「岡村さんはきっと温かいご家族を作られると思います。家具も全部、岡村さんがそろえておられるようなので、あとはホットな日々を過ごされるのかなとうらやましく思います」と笑顔で祝福した。
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