米アップルは現地時間13日、「iPhone 12」シリーズを発表した。
登場したのは、「iPhone 12/12 mini」「iPhone 12 Pro/Pro Max」。いずれも、iPhoneシリーズ初の5G対応機種となる。
まず、iPhone 12/12 miniは、iPhone 11の後継にあたるモデルで、6.1/5.4インチ有機ELディスプレイや、デュアルレンズカメラを搭載。ボディの素材はアルミニウムで、カラーバリエーションが全5色とカラフルなラインナップ。リアカメラは超広角・広角で構成されており、有効画素数はいずれも1,200万画素。新たに搭載されたA14 Bionicチップにより、ニューラルエンジンの性能向上が果たされ、写真・動画品質が増しているという。
また、ナイトモードがフロントカメラに対応したため、夜間のセルフィーも美しく撮影できる。価格は8万5,800円からで、日本では16日から予約受付がスタートする。なお、後に紹介するPro/Pro Maxとあわせて、これまで新製品に同梱されてきた有線イヤホン「Earpods」は同梱されないことも伝えられている。
iPhone 12 Pro/Pro Maxは、前作であるiPhone 11 Pro/Pro Maxと同様、三眼カメラが特徴で、iPhone 12と異なり、ボディ素材がステンレスにアップグレード。メインカメラは、超広角・広角・望遠の構成となっている。ナイトモードでのポートレート撮影にも対応する。また、被写体の形状把握に有効なLiDARスキャナーを新搭載。これにより、ARアプリの精度向上が期待される。プロセッサはこちらも、最新のA14 Bionicチップ。カラーバリエーションは、ゴールド、シルバー、グラファイト、パシフィックブルーの4色構成。価格は、10万6,800円から。iPhone 12/12 miniと同様、16日から予約受付がスタートする。