警察官による黒人銃撃事件に抗議し、ウェスタン&サザン・オープンの準決勝を棄権すると表明していた大坂選手。だが一転、出場することを明かした。この理由について彼女は「(あえて出ることで)抗議行動への注目がもっと集まると思いました」と語ったと、メディアは報じている。
これについて小倉は、「スポーツの場に政治であるとか、差別に関するメッセージを持ち込んではならないと言われてきた」と切り出し、「かつてゴールドメダリストが国歌斉唱のとき、黒い手袋をして右手を掲げる動作をしたことがあった」と回想。そのうえで、「メダルがはく奪されるのではとまで言われた時代があった」と述べ、「でも今は様々な形でスポーツ選手が発信する。僕は素晴らしいことだと思う」と、今回の大坂選手の行動を評価した。
1968年のメキシコ五輪で、陸上男子200mの表彰式にあがった2人のアメリカ人黒人選手。2人は国歌が演奏されると、拳を突き上げたという。これはブラックパワーと差別からの解放を意味していたと言われる。