同作のヒロイン廣瀬亜紀役には700人の応募者が集まったという。その時「本(原作)を買ってたまたま持っていた」という綾瀬は、「初めて本当にやりたい!」と自ら演じてみたい役柄に巡り合ったとオーディションに参加。
だがそのオーディションはかなり緊張してしまったようで、セリフが書かれてある紙で顔をすべて隠し、しかも紙を持つ手もブルブル震えていたという。結果は合格だったものの、のちにプロデューサーから、その時のオーディションの様子について「本当に最低だった」とあきれられたと回顧。
この後、綾瀬主演の『セカチュー』の名場面がプレイバック。16年前、当時19歳の自分自身に綾瀬は「初々しい」「若いですね」と懐かしそう。そして、クライマックスの1つでもある空港でのシーンが流れると、「恥ずかしいですね」と赤面しながら、「もう、これができたら仕事やめてもいいと思って臨んでいましたね」と本音を吐露。
VTR終わりも、綾瀬は「本当にこれができたら辞めようぐらい(だった)」「そこに全てを賭けるぐらい入り込んでいた」と振り返っていた。