原作は、『週刊文春』ミステリーベスト10で国内部門第1位を獲得したほか、第7回山田風太郎賞を受賞した塩田武士『罪の声』(講談社)。フィクションでありながら、昭和最大の未解決事件をモチーフに、作者の綿密な取材と着想が織り混ぜられており、事件の真相と犯人像が本当にそうだったのではないかと思わせるリアリティに溢れた物語が話題を呼んでいる。
主人公の新聞記者・阿久津英士を演じるのは小栗旬。もう一人の主人公・曽根俊也を星野源が演じる。公開された最新ビジュアルは、小栗と星野の真剣な表情、そして、それぞれが見つめる目線の行方が気になる内容。さらに、小栗と星野の共演シーンが含まれる特報映像も公開。物語の発端となる脅迫テープの子どもの声から始まり、その声が、自分の声だと気が付き戸惑う、星野演じる俊也。2人は昭和最大の未解決事件の真相へとたどり着くことができるのか?
さらに、新キャストも発表。星野演じる、曽根俊也の妻・亜美役に市川実日子。母・真由美役に梶芽衣子、その若き日を演じる阿部純子。そして、叔父の達雄役に宇崎竜童。小栗演じる、阿久津英士が所属する大日新聞の元社会部記者・水島洋介役に松重豊。同じく社会部事件担当デスク・鳥居雅夫役に古舘寛治。事件に翻弄される生島一家の母親・千代子役に篠原ゆき子、その娘・望役に原菜乃華。さらに、2人が事件に翻弄される中で、出会う人物たちとして、スーツの仕立て職人・河村和信役に火野正平、麻雀店の元オーナー・須藤みち役を正司照枝が務める。
映画『罪の声』は、2020年秋公開。